餃子は主食?

2012年 09月 24日

こんにちは!今回は、日本でもお馴染みの餃子について紹介します。

日本で食べられている餃子と中国で食べられているそれは全然違うんです。

日本での餃子の始まりは、戦後まもない時期に中国から引き上げてきた人たちが始めた屋台にあるとか・・・。

では、どこが違うのでしょうか?

まず、料理法に違いがあります。

日本では「焼き餃子」が主流ですが、中国では北では「水餃子」、南では「蒸し餃子」が主流です。

中国で「焼き餃子」は「鍋貼(グオティエ)」といって、屋台で売られているので普通のレストランではまず出てきません。

ちなみに、韓国では「マンドゥ」という名前で屋台で売られています。

こちらは、「おかず」というよりは「おやつ」扱いでスープに入っていたりもします。

また、形も皮の両端を合わせているので中国や日本のものとは少し違います。

次に「主食」か「おかず」かの違いがあります。

日本では餃子は「おかず」ですが、中国ではれっきとした「主食」なんです。

「四菜一湯(料理4皿にスープ一つ」という言葉が中華料理にあります。

メニューの構成を考えるときの基本になるもので、日本料理で言えば「一汁三菜」がこれにあたります。

この場合の主食は大体、ご飯ものか麺類か餃子になります。(日本人向けツアーでは、主食として提供されるのはチャーハンが多い)

最後に、餃子のたれが違います。

中国では、基本的に餃子のたれは黒酢がベースになっています。

地方によって「にんにく+ねぎ+黒酢」などの違いがあります。

同じ食べ物を食べているのに、こんなに違うなんて面白いですね^ー^