中国の日常をご紹介

台湾と中国の違い② 国民編②外省人と内省人って、どういう人たち?

2021年 04月 13日

みなさん、こんばんは!

前回に引き続き、台湾と中国の違い②「国民編②」について投稿します★

台湾は日本の九州地方と同じくらいの面積がある国ですが、そこに住んでいる人たちは「外省人」「内省人」「原住民」の三つに

分類されていることは意外と知られていません。

今回はその違いについてみてみたいと思います。

まず、台湾にはもともと高砂族やタイヤル族などの原住民が暮らしていました。

そこへ中国大陸からの移民がやってきます。

蒋介石と一緒に台湾に移住した人たちを「内省人」、戦前から台湾に住んでいた人たちを「外省人」といいます。

内省人は台湾の対岸にある福建省から来た人と、客家と呼ばれる人たちにルーツを持つ人にわかれています。

人口比率としては多い順に内省人86%、外省人10%、原住民2%といわれています。

台湾の人たちが外国人に対してフレンドリーだといわれるのは、こうした歴史も関係しているかもしれませんね。

 

 

 

「飯」には仕事の意味がある?

2013年 09月 09日

お久しぶりです。

日本語では、収入源が断たれることを「おまんまの食い上げ」とよく言いますよね。

実は中国語でも、「飯」という漢字を使って同じような表現をします。

例えば、モデルなどの若さが求められる仕事は「青春飯」。

食いっぱぐれのない安定した仕事は「鉄飯椀(鉄の茶碗)」。

収入が不安定な仕事は「泥飯椀(泥の茶碗)」という風な言い方をよくします。

日本と中国には似たような言葉が多くあって、面白いですね。

四菜一湯と一汁三菜

2013年 04月 18日

みなさん、こんにちは。

今回は「四菜一湯と一汁三菜」-つまり、日本と中国の食事のメニューの構成の違いについて紹介します。

和食の献立の構成は一汁三菜。

主食・汁物・おかず三品という種類になってます。

中華料理のメニューはというと、四菜一湯。

おかず四品にスープ一種類です。

主食は日本ではコメか麺ですが、中国ではチャーハンか饅頭か餃子です。

だから、餃子をご飯と一緒に食べる日本人を見ていると中国人は少し不思議な感覚を覚えるようです。

ちなみに、中国式パーティのデザートは季節の果物が出されることが多いです。

和懐石なら、デザートは和菓子が出されますよね。

そして、日本人にとって家庭で麻婆豆腐とご飯とスープという献立は普通ですが、中国人は家庭では中華料理だけを食べますし、パーティーでも中華料理を食べることがほとんどです。

日本では食べ歩きがブームですが、中国人は食べなれた味を好むので食べ歩きをあまりしません。

同じアジア人なのに、食について違うのは面白いですね。

次回は5月 「中国のおやつ」をお届けします。

 

 

 

 

楊貴妃の美容法ー食材

2013年 01月 22日

みなさん、こんにちは。

中国三大美女・楊貴妃は、どのような方法で美を保っていたのでしょうか?

今回は、楊貴妃の美容法についてお届けします。

楊貴妃の美を語るに欠かせない食材が3つあります。

①ライチ

広東省原産のライチが大好物で、毎日広東省から都の長安までライチを運ばせていたというのは有名な話ですね。

②緑茶

楊貴妃は、「黄山毛峰」を生涯にわたって愛飲したと言われています。

幼少の頃、それほど美しくなかった楊貴妃は「黄山毛峰」というお茶を飲み続けて美しく成長したのだとか。

③蜂蜜

まだ、中国に砂糖がなかった時代のことですから蜂蜜は非常に高価なものでした。

楊貴妃は栄養満点で知られる蜂蜜を食べるだけでなく、小麦粉と混ぜ合わせてパックをしたり、浴槽に蜂蜜を小さじ1杯入れて入浴したりしたようです。

蜂蜜は保湿効果に優れているので、楊貴妃の肌は滑らかでその体からは香水をつけなくても良い匂いが漂っていたと言われています。

あなたも、楊貴妃の美容法を真似してみませんか?

きっと美しくなれますよ。

 

 

餃子は主食?

2012年 09月 24日

こんにちは!今回は、日本でもお馴染みの餃子について紹介します。

日本で食べられている餃子と中国で食べられているそれは全然違うんです。

日本での餃子の始まりは、戦後まもない時期に中国から引き上げてきた人たちが始めた屋台にあるとか・・・。

では、どこが違うのでしょうか?

まず、料理法に違いがあります。

日本では「焼き餃子」が主流ですが、中国では北では「水餃子」、南では「蒸し餃子」が主流です。

中国で「焼き餃子」は「鍋貼(グオティエ)」といって、屋台で売られているので普通のレストランではまず出てきません。

ちなみに、韓国では「マンドゥ」という名前で屋台で売られています。

こちらは、「おかず」というよりは「おやつ」扱いでスープに入っていたりもします。

また、形も皮の両端を合わせているので中国や日本のものとは少し違います。

次に「主食」か「おかず」かの違いがあります。

日本では餃子は「おかず」ですが、中国ではれっきとした「主食」なんです。

「四菜一湯(料理4皿にスープ一つ」という言葉が中華料理にあります。

メニューの構成を考えるときの基本になるもので、日本料理で言えば「一汁三菜」がこれにあたります。

この場合の主食は大体、ご飯ものか麺類か餃子になります。(日本人向けツアーでは、主食として提供されるのはチャーハンが多い)

最後に、餃子のたれが違います。

中国では、基本的に餃子のたれは黒酢がベースになっています。

地方によって「にんにく+ねぎ+黒酢」などの違いがあります。

同じ食べ物を食べているのに、こんなに違うなんて面白いですね^ー^

 

 

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