中国の日常をご紹介
中国でのお酒 その①様々なシーンで欠かせないお酒
2011年 10月 20日
こんにちは、今日は中国での「お酒とたばこ」 その①お酒についてお届けします。
日本で一番有名な中国酒は「紹興酒」ですよね。しかし、中国では南の方では紹興酒が、北の方では度数が高い白酒が愛飲されています。
昔から、お酒は中国の文化や習慣と深く結びついています。
例えば、漢詩で有名な杜甫や李白のあの名作の数々はお酒なしには誕生しなかった言われるほど酒好きでした。
? 現代中国でも、仕事関係のパーティでは必ずといっていいほどお酒が出てきます。
その他,春?などの祝日や日常生活のなかでの友人や家族とのだんらんにもお酒はかかせません。
下戸の人は出てきたコップを伏せたままにしておかないと、一滴でも飲んだら次から次へとお酒を注がれます。
自分のペースで飲みたいときは、「随意」と言えばいいでしょう。
また、泥酔することは中国では「みっともない」とされて、嫌われます。
近年、サントリーやハイネケンなどのメーカーなどが中国に進出し、どこにいっても外国ののビールが飲めるようになりました。
また最近、ワインブームの高まりとともにワインクーラーを持つというのが富裕層のステータスとなっています。
では、みなさんの中国語学習の進歩に乾杯しましょう!(?大家的学?????,干杯!)
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九雌十雄
2011年 10月 13日
こんにちは!今回は、上海の名物・「上海ガニ」についてお届けします。
さて、タイトルの「九雌十雄」というのは上海ガニの旬を指す言葉です。
旧暦9月は産卵間近のメス、10月は成長して身がぎっしり詰まったオスという風に上海ガニの食べ頃は性別によって違うのです。
上海ガニは日本でも有名ですが、中国人も大好きなんです。
だから、毎年9月には上海ガニの早食い競争が行われたり、「蟹券」というクーポン券も盛んにやりとりされています。
この「蟹券」というのは、クーポンと引き換えにいつでも蟹を受け取れるというサービスなんです。
券を街中の「タバコ・金券回収屋」に持っていけば、売買や換金もできることから「蟹券ビジネス」という言い方もあります。
また、陽澄湖産の上海ガニは特に人気が高いですが最近は台湾産のものもあります。
ただ、鮮度が落ちた上海ガニを食べると中毒になることがあるので、上海ガニを食べるときは新鮮なものを食べましょう。
来週は「中国における酒とたばこ」をお届けします。
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国??怎???(国慶節をどう過ごす?)
2011年 10月 07日
こんにちは!今回は、国慶節についてお届けします。
国慶節は簡単にいえば、「建国記念日+ゴールデンウィーク」みたいなものです。
10月1日から一週間程度、一般企業や市役所などの政府機関それに学校はお休みになります。
期間中に旅行に出かけたり、故郷へ里帰りをする人も大勢いるのでさながら「民族大移動」といえるほど人の出入りが激しい時期でもあります。
人気の観光地は蘇州の園林、上海、四川にある九塞溝などです。
また、「?家?」という新しいスタイルの旅行ツアーは田舎暮らしを通して自然と触れ合い、心身ともにリフレッシュできるということで都会の若者に大変人気があります。
その他、美術館や博物館など地元でも普段行かないようなところに行って芸術に触れることを楽しむ人もいます。
あなたはどのように過ごしたいですか?
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中国人は言葉遊び(歇后?)がお好き?
2011年 09月 29日
こんにちは!今回は中国人がよく言う語呂合わせについてお届けします。
日本でいえば、「794(なくよ) うぐいす平安京」とか「1192(いいくに)作ろう 鎌倉幕府」とか色々ありますよね。
中国にも同じような言葉遊びがあります。
中国語で「歇后?(xie1 hou4 yu3)」といいます。
代表的なものは「?音(xie2 yin1)」という、発音が似ている単語同士の意味を掛け合わせるものです。
例えば「518」。
お金儲けをしたいという意味の、「我要??(wo3 ?yao4? fa1 cai2) 」にかけているんですね。
他にも、16(shi liu)で石榴、520で我??・・・数え切れないほどの数の語呂合わせがあります。
数年前、若者たちの間で日本のポケベルのように「786(おなかいっぱい)」」とか「753(ランチを食べよう)」とかいう風に、?数字で語呂合わせを作ってメールを送りあうことが流行しました。
中国でラッキーナンバーとして有名な「6」と「8」は、車のナンバープレートにも人気があります。
逆に、4は「死」と「9」は苦と発音が似ているのであまり好まれず、いつまでも売れ残ります。
ちなみに、「終了」の「終」と「??(壁時計)」の「?」の字の音は?音なので他人に時計を贈ることはタブーです。
また、日付も「38」や「51」のように語呂で言いあらわされることが多いです。
このように、中国語の言葉遊びは生活に密接にかかわっているのです。
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♪用語解説
「38」・・・3月8日 ?女?(婦人の日)
「51」・・・5月1日 ???(労働節)
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「水」という言葉の認識の違い
2011年 09月 22日
こんにちは、今回はタイトル通り「日本と中国での水という言葉の認識の違い」についてお届けします。
日本では「水」といえば、よく冷えた「冷水」のことですよね?
でも、中国では「水」といえば「お湯」のことなんです。
「水」といえば、どこででも季節に関係なく「お湯」を出されます。
なぜかというと、中国では「体を冷やしてはいけない」という漢方の考えが根付いているからなんです。
日本でいう「水」は「凉?水(liang2 kai1 shui3)」です。
ちなみに、レストランでは「茶水(cha1 shui3)」といえば熱いジャスミン茶を鉄製のポットごとウェイターが持ってきてくれます。
自分が好きなお茶を水筒に入れて持ち歩く人もいるんですよ。
スーパーに行ったとき、トイレの横の棚にズラーッと店員さんの水筒が並んでいるのを見て驚いたことがあります。
また、中国の都市部の学校にはポットを大きくしたような機械が備え付けられています。
オフィスなどでは、日本で使われている浄水器はほとんど使われない代わりにウォーターサーバーが取り付けられています。
ちなみに、農村部では水道水を煮沸したものを飲んでいます。
日本人と中国人は同じ水を飲んでいるのに、お互いの「水」についての言葉の認識はこんなにも違います。
面白いと思いませんか?
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