中国の日常をご紹介

台湾と中国の違い② 国民編②外省人と内省人って、どういう人たち?

2021年 04月 13日

みなさん、こんばんは!

前回に引き続き、台湾と中国の違い②「国民編②」について投稿します★

台湾は日本の九州地方と同じくらいの面積がある国ですが、そこに住んでいる人たちは「外省人」「内省人」「原住民」の三つに

分類されていることは意外と知られていません。

今回はその違いについてみてみたいと思います。

まず、台湾にはもともと高砂族やタイヤル族などの原住民が暮らしていました。

そこへ中国大陸からの移民がやってきます。

蒋介石と一緒に台湾に移住した人たちを「内省人」、戦前から台湾に住んでいた人たちを「外省人」といいます。

内省人は台湾の対岸にある福建省から来た人と、客家と呼ばれる人たちにルーツを持つ人にわかれています。

人口比率としては多い順に内省人86%、外省人10%、原住民2%といわれています。

台湾の人たちが外国人に対してフレンドリーだといわれるのは、こうした歴史も関係しているかもしれませんね。