中国のランチタイム
2011年 12月 17日
こんにちは!今回は、中国の人々のお昼ご飯・・・題して「中国のランチタイム」をお届けします。
中国人は脂っこいものを好む上に水と同じで冷たいご飯を好まないため、日本人のようにお弁当を持っていく習慣がありません。
それでも、上海など日本人や日系企業が多い都市ではコンビニで「便当」が売られています。
駅弁などもありますが、ご飯とおかず3品という非常にシンプルなものが多いです。
実は、南宋時代の「便當(=便利、好都合)」という言葉が日本の弁当の語源だといわれています。
この言葉が平安時代ごろに中国から日本に入り、なまって「べんとう」という言葉になったんですね。
では、中国人はお昼ご飯に何を食べるのか?
①学生・・・校内に学生食堂があり、値段も5元ほどでお腹いっぱい食べられます。メニューも。トマトと卵の炒め物など豊富!
大学によっては、イスラム教向けの食堂もあります。
支払方法は留学生は現金で支払いますが、現地学生は「給食カード」というカードで支払います。(セブンイレブンのnanaco方式)
ステンレス製プレートに、ご飯とおかずを3品位よそってもらいます。
大部分の学生は、1日3食全てをここで食べます。
中には、自分の学校より安い学生食堂がある学校を探してわざわざ食べに行くツワモノもいるとか。
②社会人・・・社内に社員食堂がある場合もありますが、街中の食堂も安くておいしいので街中の食堂で食べる人もいます。
③弁当を持っていく人・・・少数派ですが、ご飯とおかず一品だけというシンプルな弁当が多いです。
④漢民族以外の少数民族・・・その民族の料理を食べます。
このように、同じランチタイムでも弁当を持っていく人が多い日本とは違って中国では食堂で食べる人が多いという違いがあるのが面白いですね。